COPPELIONは必ず来る日本の未来かも

未来の日本を舞台に、原子力発電所の事故によって荒廃した東京で生存者を探すために自衛隊特殊部隊の三人の女の子が活動するストーリーです。

タイトルにもなっているコッペリオンとは、放射能で汚染された東京でも活動できるよう、遺伝子操作を受けて生まれた人間のことです。

東京が原子力発電のせいで人の住めない環境になるという発想は、今から考えれば笑えない内容ですが、COPPELIONの連載が始まったのは2008年で、まるで未来を見透かしていたかのようです。

話が展開するにつれ、人間にはない特殊能力を持ったコッペリオン同士による戦闘にも焦点があてられます。

同じ技術で生まれたコッペリオンたちが戦うことになる背景には政治的要素も絡んでいて、アクションだけでなく、軍や政府の思惑も交錯した陰謀チックな面もよくできていると思います。

少年誌らしい面白さを残しながら、軽めなタッチながらも、荒廃した東京の描写はとてもリアルで読んでいて考えさせる内容です。

今だからこそ読んでもらいたい作品です。

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